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家庭で勉強するクセをつける方法(2)環境のこと

2月7日毎日新聞の朝刊に次の記事が掲載されていました。

“藤沢名誉棋聖の孫、藤沢里菜さん(11歳)が、最年少のプロ囲碁棋士に”

すごいですね。

どの世界でも11歳でプロになれるというのは、よほどの天才だと思います。

新聞によると里菜さんのお祖父さんは、名誉棋聖。

お父様は八段だそうです。


どうしてこんな新聞の記事を今回取り上げたかというと、

子供の能力というのは、遺伝ももちろんあると思いますが、

環境がとても大切だということを言いたかったからです。

頭がいくらよくても、周りにだれも囲碁をやっていなければ

「囲碁をやろう。」なんて少しも思わないですよね。

それと同じで、周りに、つまりお父様やお母様がいつも本を読んでいて、

本の内容の話題で会話がなされているとしたら・・・

そういう環境で育ったお子さんは、間違いなく本を好きになるはずです。

「うちの子は、まったく本を読まなくて。」とおっしゃるお母様は、

本が好きでしょうか?

本の話題でご家族同士が会話をされているでしょうか?

いくら、「お前は本を読みなさい。」とお子さんに注意しても、

お母様が新聞にも目を通さないようでは駄目です。

例えば、テレビでエジプトのことを放送していて、

お子さんが、興味を持ってそれを見ていたら、

「エジプトってどういう国なんだろうね、一緒に図書館で調べてみようか?」とか、

逆に、もうすでにエジプトの本を読んでいるようであれば、

「エジプトってどんな国なの?お母さんに教えてくれない?」など、

読んでいる内容にさらに興味を持たせるように仕向けなければ、

お子さんは本を読むようにはならないでしょう。


勉強だって同じことです。

すぐに手の届くところにゲームや漫画やテレビがあって、

お母様やお父様は、勉強の中身にあまり興味がなく、

「早く部屋に行って、勉強しなさい。」「宿題はやったの?」と注意をするだけ・・・

これだと、お子さんが家庭で勉強する意欲は、完全に消滅していまいます。



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