日本は今、鎖国中？

「日本は今、鎖国をしている。」などと書くと

お叱りを受けると思います。

しかし、残念ながら、小・中学生を見ていると

鎖国となんら変わらない状況に驚かされます。

幕末・明治以降、日本は海外に追いつけ追い越せで、

先進国の文化や学問を取り入れてきました。

終戦以降もその姿勢は変わりません。

しかし、平成の時代になって、子供たちに

積極的に海外の文化や学問を取り入れる姿勢が

なくなってしまいました。

彼、彼女たちにとって、すでに日本が一番になってしまったからです。

とても残念です。

そのことは、英語に対する勉強の姿勢で分かります。

特に中学生にとって、英語は苦痛でしかないようです。

もちろん全部の生徒がそうではありません。

でも、英語の歌より日本の歌を聞き、洋画はすべて日本語吹き替え。

ニュースや新聞も読まないから、世界情勢などさっぱり分からない。

知っているのは、テレビドラマやアニメ・日本のタレントのことだけ。

隣の韓国や中国、インドの学生たちが英語を学ぶ姿勢とは、

かなりかけ離れているような気がします。

これからの時代、日本は世界のリーダーとして

活躍しなければならないのに、

未来を担う子供たちがこのようだと、とても心配です。

小学校・中学校で習う英語も、単なる挨拶会話や文法だけでなく、

世界情勢の勉強や同年代の世界の子供たちと交流できるような

生徒たちにとって、魅力的な授業になっていってほしいと思います。

タグ：小学生 英会話 英語 中学生 授業