プリント学習の続きです。

「プリント学習で何度も同じことを練習させるというのは、

テキストや問題集の同じ箇所を何度も練習させるのと同じでしょ？」

という質問をいただきました。

実は、私も以前はそう考えていました。

間違えた問題は、何度もノートに繰り返しやって、覚えるものだと。

自分自身、そうやって受験を乗り越えてきましたから。

ところが、今の子供たちの感覚ではそうではないようです。

「問題集やテキストは使いたくない。」と考えているようです。

もちろん柴又教室では、テキストや問題集も使っていますが、

基本的には、プリントを使っています。

小学生や中学生に、プリントは勉強しやすいかどうかを聞いてみました。

答えとしては、

１．学校の授業と違うので楽しい。

２．問題集を繰り返しやるのは、つまらない。

３．プリントを何度もやっていると、正解の数が増えてきて、覚えているという実感がある。

４．テキストの宿題だと、やる気がおきない。

５．「俺は何枚宿題が出た。」と塾内の友人と対抗しあえるので楽しい。

などなど。

それにテキストで宿題を出すとなるとちょっと大変です。

図形の問題を中心に、毎日方程式の問題を出したい場合はどうしましょうか？

プリントでしたら、「図形のプリント４枚、方程式７枚」などを

パソコンからすぐに印刷してあげることができます。

１分とかかりません。

テキストだと、あっちのページをめくって、こっちのページをめっくて・・・

ページをめくるだけで嫌になってしまいます。

中学受験の小学生なら尚更です。