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小学生の作文力

小学生は、ほとんどの子が作文嫌いのようです。

学校では、漢字や読解が中心で、作文の書き方を習わないので、

どう書いていいのか分からず、手も足も出ないのだと思います。


しかし、国語の力をつけるためには、読解問題を解いたり、

漢字の練習をするだけでなく、「書く」ことも必要だと思います。


柴又教室では、国語の授業の中で、物語の要約文を書いてもらっています。

対象とする本は、小学生に人気のある「マジックツリーハウス」です。

このマジックツリーハウスの1つのお話を400字に要約してもらうのです。


物語文を要約するには、起承転結を理解していないと書けません。

最初は、起承転結のことも知らない生徒さんもいるので、

起承転結とは何か、というところから始めます。


小5のM君は、作文がとても苦手です。

去年の夏休みの課題、読書感想文では、あまりに書けなくて

泣き出してしまったそうです。


確かに一番最初に要約文を書いてもらったときは、文章がめちゃくちゃで、

何が書いてあるのか、さっぱりわかりませんでしたが、

どうでしょう、M君が先週書いてくれた要約文は、完璧とは言えませんが、よくまとまっています。

内容もちゃんと分かります。

書くのに2日がかりだったそうです。

漢字がちょっとアヤシイですけどね。


こうしたことを繰り返しているうちに、作文に抵抗がなくなり、

併せて読解力も伸びてきます。

マジックツリー要約文(2).JPG

↑M君の”作品”です。 この調子でがんばろうね!


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