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家庭で学習するクセをつける方法(4)お料理を例に

家庭で学習するクセをつける方法(4)として

今日は、お料理を例に分かりやすく書きたいと思います。

最初はお手伝いでよいと思います。

分量を量ったり、長さを揃えて切ったり、こねたり、

お母様と楽しく、料理することが大事です。

分量を量ったり、片付けをする、なんていうのは算数の勉強ですね。

(「1リットルの水」はどれくらいか、知らないお子さんも結構います。)

そうそう、割合が苦手、というお子さんが多いのですが、

お菓子づくりをするようになると、割合は必須ですね。


そして、なるべく、自分ひとりで料理ができるようにしてあげて、

簡単なものなら大丈夫、という段階で、

外の世界も見せてあげると良いと思います。


最近は、無料での料理教室があったりしますから、探して出かけます。

料理の先生の言ったことを注意深く聞いて、要点をメモすること。

これは国語の勉強ですね。


食材や産地のことも、お母様と一緒に調べます。

地図やインターネット、図鑑などから、ノートを作ります。

キャベツの産地を調べたり、促成栽培なんていう言葉も調べて・・

ノートに書くことは沢山出てきますね。

これはもう社会の勉強ですね。


野菜もつくってしまいましょう。

生育の記録をつくり、写真だったり絵にしたりして観察ノートをつくれば、

これはもう理科の勉強です。


海外の料理も勉強しますしょう。

最近では、町や市・区で国際交流の場を設けていたりしますから、

調べて、海外の料理を教えてもらいます。

英語を話す国の人ならば、ハローとかサンキューとか

お母様と一緒に英語で挨拶したいですね。

小学生で英語教室に通っているお子さんは多いと思いますが、

英語講師ではない、一般の外国人と英語で話す機会は少ないと思います。

でも、こういう場なら、チャンスはいくらでもあります。

これは、もう英語の勉強です。




こういう土台無くして、中学生になっていきなり、机に向かって勉強しろ、

受験だから勉強しろ、と言っても、お子さんは勉強しません。

こういう土台が出来ていないうちに、ゲーム機を与えてはいけないし、

地域のスポーツ活動や学校の部活動だけの生活をさせてはいけないと思います。

その道でプロにさせるなら別ですが。。。


今回は、料理を例に「勉強のクセをつける方法」について書きましたが、

料理以外にも、「勉強のクセをつける」材料は沢山あると思います。

それぞれのお子さんが興味を持っていることを材料にして、

「勉強のクセ」をつけてあげてください。

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