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「書く」ことを疎かにしない学習方法

国語でも算数・数学でも、最近の子供たちは

「鉛筆を持って書く」ことが少なくなってきたように感じています。

ノートの端にマンガチックな絵を書くのは得意のようですが、

考えるためにものを書く、という作業は皆さん苦手です。

私は、学力を上げるためには、この「書く」という作業がとても大切だと考えています。

最近では、パソコン学習やDVD学習などが盛んになりつつありますが、

果たしてそれだけで良くなるのだろうか、と疑問を持っています。

計算も、きちんと紙に書く。暗算などしない。

算数文章題は図に描く。いきなり計算から始めない。

英語は、英単語・基本英作文を何度も書く。

国語は、作文を書く。作文が書ければ読解も恐くない。


鉛筆を持って、書いて書いて書きまくった子が

結局は、目標とする上位校に合格しているようです。

最近の広告に、「見るだけで成績があっという間に上がる。」とか、

「これ一冊で算数がわかる。」とか、「聞き流すだけ。」とか、

そういううたい文句で教材を売ったり、勧誘したりするところが多いですが、

私は、そんなことはない、と思っています。

「地道にこつこつと書く。」「書いて覚える。」「書いて考える。」と

これが一番の学習方法でしょう。


小2生の女の子が「図(絵)で描く算数」を解いてくれました。

かなりの力作です。しかも楽しそう。

math~003.jpg

小学校低学年のうちから、図を描いて解くコツを覚えてしまえば、

将来受験するときには困らないでしょう。



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